トピックス
第1学年 高大連携出前授業を実施しました
2016年03月15日
学校生活イベント
平成28年3月9日(水)
群馬県立女子大学教授・群馬学センター副センター長の熊倉浩靖氏をお招きし、「上毛かるたで見直す群馬の姿」と題して1年生全員を対象に高大連携の出前授業を実施しました。
「群馬学」という学問分野のご専門ならではの、深く広い理解に裏打ちされた群馬学の一端を、「上毛かるた」という親しみやすい素材を通して、楽しく、わかりやすく講義していただきました。
「繭と生糸は日本一」
現在の日本は、自動車や電気製品などを輸出して、必要な資源や食料品などを輸入しているが、戦前は生糸関連が全輸出の3割を超え、この収入が日本の近代化を支えた。
「理想の電化に電源群馬」
全国的には7~8%の水力発電だが群馬では25%を水力がカバー。こんな県は他にない。原発に赤信号がともった今、再び理想の電化に群馬の出番か。
他にも、縁起だるま作りの始まりは浅間山の噴火による天明の大飢饉からの農民救済策であったことや、明治2年のほぼ全焼という災害からの復興努力が草津温泉の今を形作ったことなどを説明していただきました。生徒たちは「上毛かるた」の中にこれほど多くの知恵と学びがあるということを驚きとともに学ぶことができた、貴重な時間となりました。